事業概況
au 事業
常に携帯電話の最先端を切り拓く。
時代の流れを見据え、常に最先端の機能と
新しいデザインで市場をリードしていきます。
サービス概要と特徴
KDDIのau事業は、CDMA方式の携帯電話サービスを日 本全国で展開しており、特に「CDMA 1X」および「CDMA 1X WIN」の3G携帯電話サービスが契約数を伸ばしてい ます。他社に先駆けた先進的なサービスと魅力的な端末 がお客様から評価をいただき、auは2005年3月末時点 において既に3Gの契約比率が90%を超えております。
特に「CDMA 1X WIN」については、通信速度が最 大2.4MbpsのCDMA2000 1x EV-DO方式を採用して おり、効率的なネットワークインフラを最大限に活用し た先進的なデータサービスを、インターネット接続サー ビス「EZweb」において次々と打ち出しています。コ ンテンツサービスでは、携帯電話で初めて音楽を1曲ま る ご と ダ ウ ン ロ ー ド で き る E Z 「 着 う た フ ルT M」 を 2004年11月より開始し、累計のダウンロード数も既 に1,000万件を超えました。(2005年6月15日時点) また、料金面では、「EZweb」、Eメールが定額で使 い放題となるパケット通信料定額サービス「EZフラッ ト」の名称を「ダブル定額」に改称するとともに提供条 件の改定を行い、より幅広い層のお客様にご好評いただ いております。
この結果、auの契約数は2004年度1年間で258万件 増加し、純増シェアが50.4%と、2年連続No.1を獲得す ることができました。これにより、2005年3月末の累計 14,049
16,959
総契約者数 3G 契約者数 3G の比率
2004
2003 2005
19,542 17,935 91.8% 79.7%
13,509
6,806 48.4%
auの3G契約数の推移(千契約)
契約数は1,954万契約となり、累計シェアは22.5%とな りました。特に、「CDMA 1X WIN」についてはau全体の 16.6%にあたる325万契約と、着実に増加しています。
市場動向と戦略
国内市場における携帯電話の成長率は年々低下してきて おり、2004年度は市場全体での契約純増数が、前年比 13%減の513万件となりました。このような状況下、 2006年度からはモバイル・ナンバー・ポータビリティ
(MNP)の導入が予定されており、また今後は新規事業 者の参入が計画されていることもあり、競争環境は一段 と厳しくなってまいります。
au事業においては、これまで、「魅力的なデザインの 端末」「3Gならではのコンテンツ」「低廉で使いやすい 料金」の3つをバランスよく提供することで、商品力と ブランド力を総合的に向上させてきました。厳しさが増 す競争環境の中、これらを継続して実践していくうえで、 auが「CDMA 1X WIN」で採用しているCDMA2000 1xEV-DO方式の技術的優位性は、他社との差別化に大 きな強みを発揮します。
データ通信に特化した効率的な通信方式
CDMA2000 1xEV-DOは、データ通信専用の技術で あり、auの携帯電話サービスでは音声とは別の周波数
帯でデータ通信サービスを提供しています。これは、他 社の3G 方式であるW-CDMA方式が、音声とデータを 同じ周波数帯の中で提供しているのに比べ非常に効率が よく、大容量のデータ通信サービスに適したシステムと なっています。
スピーディなネットワーク構築が可能
CDMA方式の特長である下位互換性は、CDMA2000 1 x E V - D O に お い て も 実 現 さ れ て い ま す 。 従 来 の cdmaOneおよびCDMA2000 1xで構築したネットワ ー ク の 上 に 、 わ ず か な 設 備 を 追 加 す る だ け で
「CDMA2000 1xEV-DO」に進化させることができる ため、サービス開始からわずかな期間でほぼ全国におけ るエリアカバレッジを達成することができ、契約数の伸 長に大きく貢献しました。
事業概況
au 事業
ス「EZweb」のポータルサイト(トップページ)への アクセス数が、飛躍的に増加しています。そこで、コン テンツの利用を更に拡げるため、auではポータルサイ トの強化を図っています。具体的には、Flash®のアニ メーションを使って、立体的でわかりやすい表示を行い、 ジャンル別のメニュー紹介から広告の掲載まで、魅力あ る様々なコンテンツへの入り口にふさわしいものへと改 良しています。
また、ダウンロード型のコンテンツについては、お気 に入りのコンテンツを携帯電話の小さな画面で検索する には時間がかかります。お客様が着実にダウンロードし ていただけるよう、人気ジャンルにはそれぞれのポータ ルサイトを設けています。そしてそれらのポータルサイ トでは、関連する商品の販売も行っています。例えば、 携帯電話初の書籍ポータルサイト「EZ Book Land!」 では電子書籍を検索、事前にダウンロードして確認でき、 実際の本の購入も可能です。また、音楽系ポータルサイ ト「EZ Music!」でも、EZ「着うた®」、EZ「着うたフ ルTM」の検索、ダウンロードに加え、実際のCDを購入 することができます。なお、これらの代金は従来のコン テンツ同様、auの通信料金とあわせて支払うことが可 能となっています。このように、auは携帯とリアルと の連携によりお客様の利用頻度を増やし、通信と通信以 CDと同品質の音楽をダウンロードできるサービスで、音楽に強いauとして最大のヒットコンテンツ。 EZ「着うたフルTM」は、高品質なアーティストの楽曲を、携帯電話だけで1曲まるごとダウンロード して再生できる。EZ「着うた®」については、曲のサビの部分など15秒∼30秒程度をダウンロード でき、どちらも着信音しても利用可能なサービス。
「CDMA 1X WIN」で楽しめる、映像と音声と文字による番組配信サービス。選んだ番組が深夜から 早朝にかけて自動的にダウンロードされ、お客様のご都合に合わせて再生可能。映画の予告編、音楽 番組、クイズ番組やオリジナル番組など、約30チャンネルを提供中。
ハイクオリティなムービーを携帯電話でダウンロードできるサービス。「CDMA 1X WIN」においては、 最大3分間のムービーを楽しめる。米マクロメディア社のFlash®を使ったアニメーションなども提供。 本格的なゲームや便利なアプリケーションをダウンロードできるサービス。米クァルコム社の BREW®をプラットフォームに利用しており、CDMAの携帯電話上で快適に作動。
GPSを利用し、カーナビゲーションのように携帯電話が道案内するサービス。歩く速度にあわせて地 図が自動的にスクロールし、地図を瞬時に拡大、縮小できる。また、音声や振動でお客様を目的地ま で誘導。
小説やマンガなどの電子書籍を携帯電話でダウンロードできるサービス。ポータルサイト「EZ Book Land!」では、電子書籍の検索、ダウンロードから、本の購入も可能です。
EV-DOだからできる定額制
このようなネットワーク特性により、「CDMA 1X WIN」 におけるデータサービスは、ビットあたりの通信コスト が非常に安くなっています。他社に先駆けていち早く定 額制料金プランの提供ができたのも、このためです。
このような技術的優位性を活かし、auでは、お客様 にとって価値の高いサービス提供を行っています。なか でも、EZ「着うたフルTM」や、ゲーム、動画、書籍な どの大容量かつ定額制ならではのコンテンツを次々と提 供することで、他社との差別化を図っていきます。
定額制により拡がるコンテンツ
auで提供するコンテンツサービスは、基本的にはプロ バイダーサービスとなっています。「CDMA 1X WIN」 での定額制導入により、より多くのお客様にコンテンツ を利用いただけるようになり、プロバイダーにとっても 様々な可能性が拡がり、新しいコンテンツが次々と生ま れています。auはコンテンツ情報料の一部を回収代行 手数料として収益としています。
ポータルサイトの強化とリアル連携
定額制によってコンテンツの利用がより日常的かつ身近 なものとなったため、auのインターネット接続サービ
EZwebコンテンツ
外の収入のそれぞれについて、拡大していこうと考えて います。
モバイルソリューションによる法人向け販売の強化 個人が携帯電話をほぼ一人一台保有している状況で、 auの契約数を更に増やし、今後もビジネスの拡大を図 っていくためには、法人の利用に特化した携帯電話を提 供していくことが重要となります。KDDIでは、法人の お客様の業種・業態に応じたきめ細かいソリューション を提案するモバイルソリューションの分野で、独自性の あるサービスを開発し端末とのセット販売を強化してい ます。
特にauの携帯電話は、アプリケーションのプラット フォームに「BREW®」を採用していることから、企業 毎のカスタマイズが容易になっており、主に携帯電話の モビリティを活用できる分野を中心に、販売を伸ばして います。例えば、営業マンのスケジュール管理・業務報 告機能や、GPSでの位置情報を使った効率的な車両や 要員配置、また一斉の緊急連絡などの同報サービスの提 供が可能となっています。
また、2005年4月の「個人情報保護法」施行により、 厳格な個人情報の保護が求められるようになり、携帯電 話内のアドレス帳に登録された個人情報についても、
セキュリティ対策が必要です。そこで、KDDIが開始し た「ビジネス便利パック」では、管理者側のPCから社 員の持つ携帯電話内のアドレス帳情報を削除できる機能 を提供することで、紛失時のリスク管理に対応しました。 このように、法人のお客様にとって必要な機能を次々と 打ち出していくことで、法人向け携帯電話の販売を拡大 していきたいと考えています。
OFFICE WISEでの企業内線ソリューション
法人企業における大規模なモバイルソリューションの提 供にも積極的に取り組んでいます。2004年11月から 開始した「OFFICE WISE (オフィスワイズ)」は、オフ ィスビルなどの特定のエリア内にauの設備を設置する ことで、登録されたau携帯電話によるエリア内の通話 を、定額料金で提供するサービスです。既存のPBX内 線電話とも連動可能で、内線電話とau携帯電話との通 話も定額となっており、比較的大規模の事業所へ販売し ています。また、当サービスで登録される携帯電話は、 社員が現在お持ちのau携帯電話でも可能なため、事業 主にとっては導入障壁が低く、これから伸びて行く分野 であると考えています。
ダクトデザインに関わっており、商品力とブランド力の向上を図るうえで、大きな役割を担っています。「au design project」は、「ケ ータイの未来をデザインする」という使命のもと、今後も携帯電話の新たなデザインを提案し続けていきます。
talby (creative design: Marc Newson) PE CK (creative design: Makoto Saito)N
事業概況
固定通信事業
より効率的な固定通信ネットワークへ。
KDDIは最先端のサービスとお客様のニーズにあったソリュー
ションサービスをよりリーズナブルな価格で提供するために、
固定通信ネットワークを革新していきます。
電話に代わって、KDDIが電話サービスを提供し、従来の NTT電話番号をそのまま使うことができます。
法人向けにも、「KDDIメタルプラス」を提供していま すが、こちらは主に小規模事業所向けであり、音声電話、 データ通信ともに利用量が多い中大規模の法人向けには、 さまざまな付加機能を持つ通信回線を提供しています。ま た、データセンターやシステム構築に関する独自のソリュー ションサービス、イントラネット構築に便利なIP-VPNサー ビス、Ether-VPNサービスなど、利用形態に合わせて多様 なメニューを取り揃えており、ソリューション提供という観点 から、法人向けにきめ細かな営業活動を展開しています。
市場動向と戦略
固定電話市場は、従来からNTTが独占してお客様へ電話回 線を提供してきており、それ以外の通信事業者は中継サービ ス部分のみで競争を行っておりました。しかし、2001年5 月に、お客様があらかじめ利用する中継サービス事業者を登 録しておく「マイライン」のサービスが開始され、激しい獲 得競争が起こり、その結果としてそれら事業者間のシェアは ほぼ決まってしまいました。以降、この市場における競争環 境は必ずしも活発であったとは言えない状況にあったうえ、 携帯電話とEメールの急速な普及もあり、固定電話の市場規 模は縮小傾向にありました。一方、NTTへのアクセスチャ ージの支払いが大きな負担となるばかりで、事業としての収 サービス概要と特徴
固定通信事業では、音声電話サービス、ブロードバンドで のインターネット接続サービスなど、各種固定通信サービ スを個人ならびに法人のお客様に提供しています。
当事業では、2005年2月より新たな固定電話サービス
「KDDIメタルプラス」を開始しました。最新のIP技術を利 用した高品質でコストの安い効率的なネットワークを構築 することで、従来よりも低廉な電話料金を実現しています。 またこのサービスはNTTに代わってKDDIが電話回線を提 供するサービスであり、従来のNTT加入電話番号をそのま ま使うことができます。「電話のみで十分」というお客様 をターゲットとしたサービスですが、インターネットを利 用される方には、ADSLまたはダイヤルアップでの接続を 提供しています。
一方、より高速なインターネット接続サービスを志向さ れるお客様には、光ファイバーによる通信サービス
「KDDI光プラス」を販売しています。こちらは個人のお客 様へ、住居形態に合わせてマンションもしくは戸建タイプ を提供しており、「電話」「インターネット」「TV」のトリ プルプレイのサービスを実現しています。日本ではADSL が個人向けのブロードバンドサービスとして普及していま すが、KDDIでは今後は光ファイバーがブロードバンドの 本命になると考えており、光ファイバーの本格的な普及に 備えております。また、このサービスにおいてもNTT加入
益性は圧迫される状況にあったわけです。
しかし、この市場において新たな流れが起こりました。 NTT以外の事業者が、NTTから電話回線を安くリースする ことが可能となり、お客様へより安い料金で電話の基本料金 を提供することができるようになりました。その制度を利用 したサービスが「KDDIメタルプラス」です。これに対抗し て、他社も類似のサービスを展開しており、またNTTも基 本料金を値下げするなど、縮小していた固定電話市場におい て新たな競争環境が生まれています。
日本では、ADSLの普及により本格的なブロードバンド時 代を迎えようとしていますが、より高速で高品質な光ファイ バーによるサービスについては、それに適うコンテンツが不 足していることもあり、市場はまだ立ち上がったとは言えな い状況にあります。また、電話のみでよいというお客様も多 数いらっしゃるという現状も踏まえ、KDDIは、まずは
「KDDIメタルプラス」を提供し、そのようなお客様に対し て最新のIP技術により低廉な電話料金を享受してもらうこと が先決と考えました。そして、市場の本格的な普及期に合わ せて、光ファイバーによるサービス「KDDI光プラス」に柔 軟に重点を移していくという戦略です。
KDDIの強み
「KDDIメタルプラス」は、従来の電話サービスと違い、最 新のIP技術を利用した高品質で低廉なIP電話サービスを実現
しておりますが、それにとどまらず、au携帯電話サービスと の連携により、請求書統合による割引サービスも開始してお ります。さらに、KDDIにしかできないサービス展開、すなわ ちFMC(固定と携帯の融合)型サービスによって他社との差 別化を図ることにより、この分野で一定のシェアを獲得 することが可能と考えています。
「KDDIメタルプラス」では、CDN(コンテンツ・デリバ リー・ネットワーク)というIPネットワークをバックボーン に利用しています。これは、元々「KDDI光プラス」のため に構築を開始したものですが、現在では「KDDIメタルプラ ス」のニーズも踏まえ、日本全国へエリアを拡張しておりま す。そして、今後販売の重点を「KDDI光プラス」へシフト する場合においても、同じネットワークで容易に対応が可能 となるため、需要動向に応じた柔軟な販売戦略をとることが できます。
また、KDDIは2007年度末までに全ての固定電話網をIP 化することを計画しており、CDNはその中心ネットワーク として非常に重要な存在となります。一方で、au携帯電話 ともネットワークの共有化を進めており、KDDI全体として、 効率的なネットワーク構築を行うことで、ネットワーク面で もFMC(固定と携帯の融合)を実現し、今後の競争に勝ち 残っていきたいと考えています。
お客様 お客様 お客様
KDDI高品質IP網(CDN)
NTT局舎
マイライン
NTT東西固定電話網 ルータ
NGW*(Network Gateway)
ソフトスイッチ GCリング*
au網
auのEV-DO 基地局回線
(FTTH)
(ドライカッパ)
1. GCリング: GC(市内交換局)をリング状に結ぶネットワーク
事業概況
ツーカー事業
より多くの方々に携帯電話を。
KDDIのツーカー事業は「シンプルであること」に焦点を当て、
最先端の携帯電話でカバーできない市場を開拓していきます。
市場動向と戦略
現在の携帯電話市場は、本格的な3G競争の最中にあり、 店頭で販売されている携帯電話のほとんどが3Gとなっ てきています。便利で様々な機能が盛り込まれている 3G携帯電話は、若年層にとっては何の抵抗もなく使う ことができますが、高年齢層には使いこなせない機能も 多く携帯電話そのものが敬遠されがちでした。そこで ツーカーは、2003年以降、音声とメールが中心の使い方 を求めるユーザ層をメインターゲットに据え、2G携帯の特 性を 活かした シンプル 路 線 の 徹 底 を 図ってきました。 具体的には、料金体系のシンプル化、端末操作のシンプル 化、取扱説明書のシンプル化など、商品・サービスの機能を 必要最小限に絞り込んできました。
このような戦略をとってきた成果が、ツーカーのお客様 の中に現れてきました。ツーカーのお客様の年代層を見 てみると、50歳代、60歳代の割合が他と比べて大きく 上昇しています。40歳以下の層については、3Gへと移 行されるため減少していますが、ツーカーのシンプル路線 を支持するお客様は確実に増加し根付いてきています。 サービス概要と特徴
KDDIのツーカー事業は、子会社であるツーカー3社が、 関東、東海、関西のそれぞれの地域でPDC方式の携帯 電話サービスを提供するものです。ツーカーはauとは 異なり、2Gの携帯電話サービスを低廉な料金で提供し ています。また、auと同じEZwebシステムを使うこと で、メール、インターネット、着信メロディや各種コン テンツのダウンロードなど、基本的なデータサービスも 提供しており、機能を絞った「シンプル」な携帯電話を 求めるお客様を中心にご利用いただいています。
ツーカーの携帯電話ラインナップの中でも、究極のシ ンプル携帯として2004年11月より発売開始した「ツ ーカーS」は、今や当たり前となった液晶ディスプレイ をもなくした音声通話機能のみの携帯電話です。他にも、 音がクリアに聞こえる骨伝導スピーカーを搭載した端 末、機能を削ぎ落とし15mmという薄さを実現した端 末など、ターゲットのニーズを明確にした端末とサービ スを提供することで、auとは明確な棲み分けを行って います。
これらのお客様はいったん携帯電話を購入すると、比較 的長い期間同じ端末をお使いいただく傾向があり、当社 としても携帯電話端末の買替えに伴う負担が低下し採算 性が向上しています。また、最新の3Gシステム開発や 設備投資負担もありません。このように、ツーカーは効 率的な事業運営の展開により、契約数は漸減しているも のの、結果的に2004年度は前期比で増益となりました。
ツーカーS
2004年11月より、ツーカーのシンプル路線を究極的 に具現化した携帯電話「ツーカーS」を発売しました。
「ツーカーS」は音声通話機能のみに仕様を絞った携帯 電話で、電話帳、発着信履歴といった機能ももたず、「説明 書不要、黒電話ほどのカンタンさ」を実現しています。 このため、充電池が非常に長持ちし、連続待受時間は約 840時間となりました。(参考:auの一般的なWIN端 末の場合:250∼300時間程度)また、音声通話のし やすさを考えて大口径スピーカーを搭載することで相手 の声を聞き取りやすくしたほか、電話番号をダイヤルし
やすいようボタンを大きめにするなど、特徴のある端末 となっています。
発売当初、これまでにない特徴から大きな注目を集め、 ツーカー全体の販売台数が一時倍増するほどの販売成績 を残しました。この結果、2004年11月∼2005年1月 までの月間契約数が、3年ぶりに純増となりました。
実は、ツーカーSの構想はKDDIが合併した当初から ありましたが、各社が携帯電話の進化にしのぎを削って いる中、綿密なマーケティングに基づく商品開発を行な い、その後もお年寄りが多く集まる町でアンケート調査 を実施するなどの過程を経て、発売に至りました。日本 はこれから少子高齢化社会を迎えますが、このような社 会に向けて、ツーカーは一つの大きな市場を創造したと 考えています。
ツーカーS
機種名 ツーカーS
サイズ(幅×高さ×厚み) 約48×121×18ミリ
重さ 約87グラム
連続通話時間 約240分
連続待受時間 約840時間
事業概況
トピックス
「愛・地球博」への取組み
報の基礎データとして会場運営に役立っております。 KDDIは、これらのシステムを総合的に構築・運用してい ます。
○“愛・MATE”(ハイブリッド情報端末)
“愛・MATE”は、電話・メール・ブラウザ・アドレス帳の機能 をもち、スタッフ間の連絡、来場者への会場案内、会場 運営情報の参照に利用されています。また、観覧予約の 確認や、IT先端技術の実験に使用するなど、さまざまな 場面で会場運営をサポートしています。センター側では、 約5000台の“愛・MATE”の使用状況や入出庫の管理、 端末へのダウンロード等が可能であり、KDDIが提供す るソリューションの一つのモデルケースとなっています。
○「愛・地球博」公式サイト&情報センター
愛知万博とその関連情報を発信する公式サイトを構築し、 多様な情報の収集・編集から、PC、携帯、大型映像モニ ター、TVなど多様なメディアへの情報配信を一元的に行 なう未来型情報センター(マルチソース・マルチデバイス) を運用しています。また、これらの情報は観覧予約やサ ポートナビとも連携しています。
○協賛事業
ナイトイベント「こいの池のイヴニング」の協賛に加え、万 博でIT&ITS事業やauサービスの紹介、“愛・MATE”の体 験ができるブース「こいの池−K STATION」を出展して います。
2005年3月25日から愛知県にて開催されている21世 紀初の国際博覧会である「愛・地球博」(愛知万博)は、「自 然の叡智」をテーマに、環境・IT・交流という視点から、日 本が未来社会に向けて発信する最先端技術や新社会シス テムに、世界中から注目を集めています。
KDDIは、この国家プロジェクト「愛・地球博」に、イベン トへの協賛のみならず、博覧会運営の骨格となるIT、ITS 技術を駆使した各種ソリューション事業について、様々な ノウハウを持つ日本有数の企業とのコラボレーションの 中心的役割を担って参画しております。そして、KDDIの ソリューションや先端の技術開発を世界にアピールする とともに、こうした経験を今後のさまざまなサービスに 有効活用していきたいと考えています。
○ 観覧予約
博覧会として世界初となる、パソコン・携帯電話からパビリ オン・イベントの観覧を事前に予約できる「事前予約サービ ス」と、観覧当日にパピリオン前の専用端末から予約する
「当日予約サービス」を提供しています。このサービスは、 17館のパビリオンや各種イベントで利用されています。
○ サポートナビ
会場までの行き帰りの交通手段や観覧計画を、公式サイ ト上からプランニングしておくと、観覧当日に交通機関の 運行状況や道路交通情報、会場内情報を携帯電話でリア ルタイムに確認できる便利なサービスです。また、お客様 が入力された情報は、ITS情報として輸送計画や交通情
「KDDI DESIGNING STUDIO」(KDDI デザイニング スタジオ) は、コミュニケーション、マーケティング、コラボレ ーションの3つの機能をもつ企業コミュニケーション施設として、東京・原宿に2005年3月にオープンしました。 雑踏の中にひときわ目立つ斬新な外観のこの施設では、auはもちろん、KDDIのさまざまなサービスと触れあい、楽し んでいただくことができます。特に、若者文化の最先端である原宿という場所で新鮮で魅力的な提案を発信することで、 お客様と共に新たなコミュニケーションの可能性を探っていきたいと考えています。そして、KDDIの企業スローガン である“Designing The Future”(未来の通信社会をデザインしていく)を、具現化していきたいと考えています。
(KDDI DESIGNING STUDIOの外観)
(KDDI DESIGNING STUDIOの中)
フロア紹介
5st リラクゼーション スタジオ 屋上緑化を施したスカイガーデン カフェ。
4st コラボレーション スタジオ セミナー・ワークショップルーム。 3st クリエーション スタジオ
バーチャル映像や次世代端末など が展示され、KDDIの未来を体験で きるスペース。
2st プレゼンテーション スタジオ au携帯電話が多数展示され、EZ
「着うた®」試聴など、コンテンツ 体験もできる。
1st コミュニケーション スタジオ ライブ・トークショー用のイベン トステージ。